SOLD OUT
写真:加納千尋
出版:Kite
38ページ
祖母と、その故郷である遠い田舎の島の風景をおさめた写真集。
ヒキャリミシとは島の言葉で、
”生まれたての赤ん坊に初めて外の光を見せる儀式”のこと。
自身が捉えた島の光景、島から遠く離れた祖母の姿、
そして昔の島の生活が映った古い写真。
それらの写真はそれぞれの記憶をもちながら、同時に一つの風景を共有しています。
彼女のように、意思を伝えることのなくなった人たちはどんな夢を見ているのだろう。
写真を手がかりに、そんな答えの無い問いに迫ろうと試みた1冊。