



画家・イラストレーターのイケダユーコと詩人小鳩ケンタの絵と詩の往復書簡。
2016年秋、空蜜さんで開かれた企画展『うたうことば展』参加に向けて、小鳩ケンタが「詩に添える絵を描いてほしい」とイケダユーコに依頼したことがはじまりでした。
小鳩ケンタはこれまで書きためたいくつかの詩をイケダユーコへ送り、その詩を読んで、あるいはその一節からイメージを膨らませて、イケダユーコは絵を描きました。
空蜜さんでの企画展を終えて以降も、作品はポートフォリオとしてイケダユーコとともに鹿児島へ、個展を開いた徳島へと巡っていきます。そうしてはじまりから2年経った2018年秋、イケダユーコが日々描いているいくつかの絵を小鳩ケンタへ送ります。それらの絵に小鳩ケンタが詩を添えました。
この本は『うたうことば展』(2016年)での出展作品の一部と、2018年制作の作品を収録しています。遥々、時間と距離を渡って生まれた絵と詩の作品集です。
2019年4月20日
KIGIPRESS発行