


フルーーフルーー……笛の音は風にのり、彼方にこだまして、眠るだれかをよびおこす。タタ、タタ、カチャ、ケチャ、ビーン、ビーン……!重なり広がり響きあい、音は喜びに満ちていく。圧倒的な画力とみずみずしい感性で絵本の新境地に挑む画家・阿部海太が描く、音楽のうまれる神秘的な瞬間。心地よい余韻がのこる絵本。
ここイトヘンでは顔なじみの作家、阿部海太さん。当方で毎月一度、開催されるデッサン教室の講師も務めてくださっています。
「ぼくがふえをふいたら」の原画展を2021年2月1日(月)までイトヘンにてご披露しております。